遮熱塗料・断熱塗料とは?2つの塗料の違いは?

2021.10.01


ブログをご覧いただきありがとうございます。四日市市のダイシン塗装です!
外壁や屋根などに使用される塗料には、様々なものがございます。
今回紹介するのは、遮熱塗料と断熱塗料です。
この2つの塗料は名前も似ていますが、効果に違いがございますので解説いたします。

■遮熱塗料・断熱塗料とは?
●遮熱塗料【耐用年数:10~20年程】
遮熱塗料とは、太陽光を反射して、室内に熱が伝わらないようにする塗料のことです。
室内の温度を下げることができるので、夏は涼しく、エアコンの節約にもなります。
【遮熱塗料のメリット】
・室内の温度を下げることで夏の冷房コストを抑えられる
・熱による素材への影響を抑えられる
・断熱塗料と比較した場合、価格がお得

【遮熱塗料のデメリット】
・塗膜が汚れると遮熱効果が下がる
・保温効果なし

●断熱塗料【耐用年数:15年~20年程】
断熱塗料とは、太陽光を建物内部に伝わりにくくすることによって、室温の上昇を抑える塗料のことです。
さらに、室内の熱を外へ逃がさない機能もあり、夏は涼しく、冬は暖かい室内にすることができます。
【断熱塗料のメリット】
・耐久性、機能性に優れている
・オールシーズン対応で夏は涼しく、冬は暖かい
・省エネ効果があり、冷暖房コストが抑えられる

【断熱塗料のデメリット】
・遮熱塗料に比べ高価
・立地条件などにより効果の違いが大きい

この2つの塗料の一番の違いは、冬など、寒い時期に室内で使用した暖房の保温効果があるかないかです。
遮熱塗料は、熱を反射させるので、室内の熱を保温する効果はありません。
断熱塗料は、熱の移動を断ち、室内の熱が逃げにくくなるため、保温効果があります。

■遮熱塗料と断熱塗料はこんな方におすすめ!
・金属屋根(トタンやガルバニウム)
金属屋根は温度が伝わりやすい特徴があるため、夏は室内の温度が上がってしまいます。
そのため、他の屋根材よりも金属屋根の方が、遮熱塗料と断熱塗料の効果をより感じることができると言われています。

・天井が吹き抜けている
吹き抜けは、屋根からの熱が伝わりやすいので、室内が暑くなってしまうことがあります。
このような場合も、遮熱塗料や断熱塗料を塗装することで、気温上昇を避けることが出来ます。

・最上階の温度を下げたい
遮熱塗料と断熱塗料は、普段生活する部屋が屋根から近い方が効果を体感しやすいです。
そのため、家の中で特に温度が上がる最上階に、リビングや寝室がある方にも遮熱塗料や断熱塗料はおすすめです。
夏の寝苦しさなどを軽減することができます。

・夏場の室温を体感温度で2~3℃でも下げたい方
遮熱塗料と断熱塗料は、塗装面の温度が上昇しないため、室温を2~3℃程度下げる効果が期待できます。
また、室温が下がるとエアコンの電力消費が抑えられるので、省エネにも繋がります。

■終わりに
今回は、遮熱塗料と断熱塗料の違いについてご紹介いたしました。
遮熱塗料も断熱塗料も、夏に室内の温度が上昇するのを防ぐ効果があることは同じですが、断熱塗料は冬にも効果を発揮します。
どちらの塗料を選択するかは、お客様によって異なります。
もし、「どちらの塗料を選べば良いかわからない……」という場合は、ダイシン塗装にご相談ください。
お客様のお悩みをしっかりヒアリングして、ピッタリの塗料をご提案いたします!

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