
四日市市を拠点に鈴鹿市・津市などの近郊エリアにて塗装工事を承っております、ダイシン塗装です。
塗料には外壁塗装など、住宅のリフォーム・メンテナンスとして使用されているもののほかに、特殊塗料という特別な塗料もあります。
これらは住宅のほかに工場や船舶など、環境や用途に合わせて使われており、使用すると個性のある美観性・さまざまな効果を発揮するのが特徴です。
今回は数多くある特殊塗装でも、身近なものを中心に紹介します。
取り入れると便利なものもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
■ 特殊塗装は大きく分けて3種類

特殊塗装とよばれるものは、大きく分けて3種類あります。
・プラスアルファの性能を付加する塗装
・装飾性を与える塗装
・乾燥方法が特殊な塗装
・プラスアルファの性能を付加する塗装
塗装は対象の保護が大きな目的ですが、プラスアルファの性能を加える塗装もあります。
たとえば船舶だと、単純に塗装するだけでは塩害やサビ、船底なら貝類や藻類による腐食に対抗できません。
そこで防汚性や防食性のある塗料を塗ると、長持ちにつながるうえ、ふじつぼが付かず水による抵抗を受けにくくなり、航行の燃費が良くなります。
・装飾性を与える塗装
木目や大理石を思わせる模様を描く、ほかに古びた質感や風合いを再現するなど、装飾性を与える特殊塗装です。
空間や建物をおしゃれにしたり、雰囲気をつくったりできるメリットがあります。
建築の都合上、石材が重くて安全を確保できない、構造の問題でデザインに制限がかかる場合でも、塗装でデザインをあきらめなくて済みます。
商業施設やアミューズメントパークなどで使用されることが多いです。
・乾燥方法が特殊な塗装
外壁塗装の場合は塗料に溶剤や水を混ぜて塗り、これらが蒸発し乾燥することで硬化するのが特徴です。
塗料は揮発で固まるほかにも、紫外線をあてて硬化したり、電子線を照射したりして重合・硬化するというものもあり、製品や用途に合わせたものが使用されます。
このような乾燥方法を持つ塗料は、電子部品やインク、医療材料として広い分野で使われていますが、長くなるため今回は割愛します。
■ プラスアルファの性能を付加する特殊塗料について

こちらの記事では、性能を付加する特殊塗料を中心に紹介したいと思います。
・遮熱塗料
太陽光に含まれる赤外線を反射し、室内空間の温度上昇を防ぐ塗料です。
住宅に使用されることもありますが、最近は工場や倉庫、畜舎に用いられることも多いです。
これらの建物は屋根も壁も金属板一枚と構造が簡単なため、熱が伝わりやすく、暑さ対策として導入が進められています。
・断熱塗料
塗料の中に中空ビーズなどが含まれており、このビーズが空気の層をつくることで、断熱性能が付与されます。
もちろん、壁内にある断熱材のほうが性能の面で上ですが、結露の発生を防ぐため、カビやダニの発生や建材の腐食を抑えられるメリットがあります。
・塗床
下地がコンクリートの床に、塗料に似た床材を塗って仕上がるのが、塗床です。
工場や倉庫、厨房といった場所は、人・台車・フォークリフトの通行によって床が摩耗しやすいです。場所によっては薬剤を使用したり、油が飛び散ったりすることもあるため、塗床はこれらの負荷から下地を保護できます。
・防火性塗料
火が迫ったときに、塗装した対象を燃えにくくする塗料です。
建物なら隣からの延焼を防いだり、燃焼を抑えて避難する時間を稼いだりすることができるため、公共施設などで使用されています。
高温にさらされると発泡と炭化で燃焼を防ぐもの、消化性ガスを発生させるもの、高い耐熱性で燃えにくくするものの3種類があります。
・サビ止め塗料
鋼板などの金属部材は、空気や水に触れるとサビが進み、耐久性が弱まります。
サビ止め塗料は橋梁や船舶、鉄骨造の構造物などに使用され、メンテナンス頻度を少なくし、寿命を延ばせる塗料です。
外壁塗装でも、家にある手すりや笠木といった金属部材(鉄部)に使用されます。
■ 四日市市近郊での特殊塗装は「ダイシン塗装」へ!

ダイシン塗装は、四日市市を中心に周辺地域にて、塗装工事を承っております。
当方では、特殊塗装の工事も受け付けております。
塗床や遮熱塗料の塗装など多数の実績がございますので、導入をお考えの事業所様がいらっしゃいましたら、ぜひお話しをお聞かせいただければ幸いです。
以下よりお見積り・ご相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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■ まとめ
特殊塗装は対象の環境に合わせて性能を付加・強化するもの、装飾性を与えるもの、揮発ではない方法で乾燥させるものなどがあります。
性能を付加する特殊塗料は、最適な塗料を選ぶことでメンテナンスコスト・光熱費を削減し、対象物の寿命を延ばせます。導入すると、安全性・快適性を加えることもできるでしょう。





