外壁や窓周りのコーキングの重要性

2021.07.28

ブログをご覧いただきありがとうございます。四日市市のダイシン塗装です!

皆さん『コーキング』という言葉をご存知でしょうか?
今回は、外壁塗や窓周りで重要なコーキングについてご紹介いたします。

■コーキングって何?

●コーキングとは
コーキングとは【隙間を埋める】という意味で使われる言葉で、英語の【coulk】が語源となっております。外壁塗装では、隙間を埋めるための素材や、隙間を埋める工事のことを意味し、似た言葉で【シーリング】というものもあり、ほとんど同じ意味合いで使用されています。

●コーキングの素材
コーキングは、【シリコン系・変成シリコン系・ウレタン系・アクリル系】と施工箇所や使用用途によって様々な種類がございます。コーキング材は基本的に、最初はボンドのようなペースト状で柔らかく、時間の経過と共にどんどんと固まり、やがて弾力性のあるゴム状の物質へと変化します。

■コーキングの役割

●緩衝
外壁は、風や地震、また大型車の通行などの影響で、常に風圧や振動、また温度差による膨張・伸縮などのダメージを受けています。
しかしこの外壁材の継ぎ目に、柔らかくて伸縮効果があるコーキング材を施行することにより、それらの衝撃やダメージのクッション材としての役割を果たします。

●防水/密閉
コーキングは、施工し固まるとゴム状のパッキンとしての役割を果たします。そのため、外壁や窓周りの隙間から雨水が浸入するのを防ぐことができます。これは非常に大きな効果であり、雨風から建物内を守る他にも、建物自体の劣化や腐敗を抑制することも可能となります。

●補修
コーキングはその使い勝手の良さから、建物や外壁の補修にも活用されています。たとえば、ひびが入ってしまった箇所の応急処置の穴埋め材として、コーキング材が使用される事があります。

■コーキングの施工個所

●パネル外壁同士の隙間

パネル式の外壁を重ねると必ず隙間が発生します。その間にコーキング材を使用することで、クッション材・防水材としての役割を果たします。

●ガラスサッシ・窓枠

ガラスサッシなどの窓枠は、基本的には壁に穴をあけ、そこに窓をはめ込んでいる状態ですので、どうしても隙間が発生してしまいます。そのため、コーキング材でしっかりとその隙間を埋める必要がございます。

●パイプ・配管周り

お住まいには、ありとあらゆるところに配管が通っているため、隙間ができる箇所数も必然と多くなります。しっかりとコーキングを行うことにより、害虫の侵入や破損を未然に防ぐことが可能です。

■コーキングの交換方法

コーキング材も時間が経てば劣化や破損が発生します。この劣化や破損を放置してしまうと、カビやコケ、ひび割れの原因となりますのでご注意ください。
またコーキングはその材料によって交換時期や費用が異なりますので、詳しくは当方までご相談くださいませ。

●増し打ち工法
古いコーキング材を継ぎ目に残したまま、新たに上からコーキングする工法です。手間がかからず、費用を抑えることが可能ですが、劣化症状がある場合には、あまり効果が見られません。

●打ち替え工法
古いコーキング材を完全に撤去して、新たなコーキング施工を行う工法です。打ち増し工法ではなかった、撤去・清掃・下地処理などが必要となるため、費用が高額になることがございます。

■コーキング工事のタイミング

コーキング工事は、コーキング工事単体ではなく塗装工事とセットでの施工が断然お得です!
もちろんコーキング工事のみでも対応可能な業者は多いですが、仮説足場の設置が必要なため、余計な費用がかかってしまいます。またコーキングは塗装とセットでないと、継ぎ目が塗装されていないため、デザイン性を損なう可能性もございます。

■終わりに

今回は外壁や窓周りのコーキングについてご紹介いたしました。
コーキングは普段の生活では、なかなか耳にしないとは思いますが、お住まいを雨風から守る大切な役割を担っています。また築年数が経った建物のコーキングは、紫外線や経年劣化等で破損している可能性もございますので、お住まいを守るためにも、コーキングの点検や工事はお早めに!
ご不明な点などございましたら、ダイシン塗装までお気軽にご相談ください!

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